2019/12/31

多くを望まない
今があることを 幸せに思いたい 
上を仰いでも
下を覗いても 
自らの立ち位置は揺るがない 
そういうもので在りたい 
そういうもので或ると 人生を過ごしていきたい
今年もあと数時間です 
特にこれとなく大きなことはなかったと 言い包めるばかりの 
来年もまた、同じような諦めばかりで
なぁなぁに過ごして行ければ、それもまた幸なのでしょうと、納得することなのでしょう。
そんな適当な今年の終いです。

年の瀬に変わらず日々流れてゆく、平々凡々な時であります。これもまた永い感覚で思えば。

滴る涙の痕で縁という場の先端を少しばかりつつかれて、ちくちくと指された斜陽の行方は、決して同じ道を進めない。少しずつズレ行く彼方。
底の気持ちばかりが雪すぎて、突き刺され呻いては灰汁を肥やす。
取り残され寂しく思う蟠り、
記憶となって私を形成する。

これが世知辛い、思い、なのでしょう。
良くも悪くも私を作るもの
どんな思いも大事なものであります。

変わらぬことが日々平穏で、かつ新しく新たな発見はないにあれ、一番の安心を得ることを知っているものですから、予測も余白も生まれ、楽にゆけるのではないかと、知ってしまっているのです。

何事も無き日々に感謝する。
変わらない日々だからこそ、諦めとも思え易しさだと、そんな日々が続くことを切に願っている。
なーなーに過ごす日々に、今年もまた平に賜りまして、
空いた穴もつまずいたことも、それもまた小さなことであると、上を見て下を見て言い聞かせるばかりでございます。

これを持って、今年を〆る

来年もまた、自らの手で平を作れるように、心内で行けるようになだらかに、うんざりと、荒れた道でも未知は続くと、さきは必ず開けているようで、細くても向かうべきところは皆同じであるから、

息ができて飯が食えて雨宿れる。
その程度でよろしいかと思います

言い聞かせる所存です

また来年に、くたばることなく言葉を落とせるように
平凡和平で目配せ会いたいと思います

なだらかに最後までゆければよろし
なう(2019/12/31 21:40:01)

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